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第231回(10月3日)


 ついこの間「シルバーウイーク」なるものがありましたが、今週も暦の上では3連休。
ということで、主催者にしては珍しく連休を利用して旅行へ行って来ました。
そう、「湯涌ぼんぼり祭り」です!

 まあ、いわゆる「聖地巡礼」ってやつですね。
知らない人の為に簡単に説明すると、「花咲くいろは」というアニメの舞台が
湯涌温泉でして、作中の架空のお祭りとして「ぼんぼり祭り」という設定があるのですが
地元の協力もあって、なんとリアルでも再現される事になったというお祭りです。

 アニメの人気もあって、当日は朝から大勢の人がつめかけてました。
作中の旅館「ふく屋」のモデルになった旅館に中国地方ナンバーの和倉結名の
痛車が止まっているとか、どんだけ気合入ってるのかと。
特に飲食・物販スペースの方は朝から長蛇の列。どんな状態だったかと言うと

「オムライス完売」
「一部情報が錯綜しておりますが、設定資料集は本日以降の再販の予定は
決まっておりません(怒声」
「こちらのセットは50名様限りです!希望者がそれ以上いた場合はジャンケンします!!」

スタッフさんも大変そうだなと思いました。

 主催者はイベントの抽選で当たった「nano.RIPE」のライブと漫画版作者
「千田衛人」先生のサイン会に参加して来ました。

 ライブの方は最初「小学校の体育館でライブとか、ちょっとショボクね?高校の
文化祭とか思い出すわ」と思っていましたが、いざ始まると流石はプロの歌手。
すごい迫力とオーラでした。

 サイン会の方は、実はアトリエシリーズで有名な「岸田メル」先生のサイン会も
同時開催されていて、そっちに行きたかったのですが、流石に敷居が高すぎました。
まあ、漫画版も面白いしプロの漫画家さんとかめったに会えないし…と、思ったら
なんと岸田メル先生のサイン会と会場が同じだった!
列は離れていましたが、生・岸田メルを拝んできました。
千田衛人先生の方は…何というか意外な人だった。(主催者が知らなかっただけ?)

 他にも展示会やら物販の列に並ぶやら、監督との座談会インタビューみたいなので
新作映像(続編?二期?)の製作決定が発表されるやらと、1日中楽しめました。
 そしていよいよ最後に神事と望み札のお炊き上げがしめやかに行われたのですが…
何しろすごい人数が集まってまして、温泉街の街道を埋め尽くす人の波が
神主さんや望み札を入れた箱の行列の後に続いて行進してました。
主催者も背伸びすれば先頭集団がかろうじて見えるくらいの位置につけてましたが、
いよいよ最後の湖に神様(のコスプレをした女の子)が到着、というところで
湖周辺が入場制限。
圧倒的大多数の後続集団が締め出され、「このままじゃ暴動が起きるぞ…」とか
思いましたが、心配御無用。湖前の広場に大型モニターが設置され、ユーストで
お炊き上げの現場を生放送配信してくれました。
いやはや、便利な時代になったものです。

 旅行に来てこんなに一日中楽しんだのは久々でした。
来年もまたやる?みたいな事を言っていましたが、アニメは終わっているだけに
どうなるんでしょうね。新作が出来てればまた盛り上がるかな?
 しかし、発祥はアニメの一作品に過ぎなくても、製作側と地元とファンの力が
合わさればこんな盛大な事もやれるんだと、改めて近年の「萌え文化」が与える
影響力の強さという物を感じました。
今はまだ聖地巡礼、オタクイベントの域を出ていないかも知れませんが
もしこの後も「湯涌ぼんぼり祭り」が続いていくような事になれば、その時は
「本来の」設定通りのお祭りとして開催される事になるのでしょうか。
もしそうなれば、とても素敵なことだと思います。



 さて、今回の試合結果は以下の通りです。

 総勢6名の参加者中、栄えある上位入賞者は…

     1位   夜が終わるさん
     2位   イズミさん
     3位   グレイベルさん

 以上の3名になりました。